2021年11月3日
雑談会・勉強会

同志社大学社会保険労務士クローバー会 雑談会に参加して

私は昭和57年(1982年)3月、法学部法律学科卒業の奥村欣司と申します。

大学卒業後、一般企業で勤務し59歳で社労士試験に合格し、今年62歳で会社を退職して4月16日に社労士事務所を開業しました。そんなわけで年齢だけは十分とっているのに開業社労士としてデビューして、まだ半年の新人?です。

 

この年で開業するにあたり決心していたことは「やるべきことを全部やる」でした。

 

そのうちのひとつが、クローバー会のような会に積極的に登録し、会合にも出席するということです。直接のきっかけは植田健一先生に大阪府社労士会の会合でご一緒したときに声を掛けていただいたことです。人はどこでご縁が結ばれるかわかりません。やっぱり、ここでもたくさんの出会いがありました。特に、このクローバー会は同じ大学で学び、さらに同じ志を持って社労士を生業としている者の集まりです。とてもありがたい存在です。

 

さて、先日10月15日に開催された雑談会に参加させていただきました。

 

開業すると顧問先の開拓が真っ先に迫ってくる大きな課題です。そして、その途中で必ず通過しなければならない「報酬」の設定、交渉です。

 

開業半年、やはり「報酬」の提示にはとても気を使います。「金額」を言っただけで相手先がちょっと驚いている(思っているより高い!)ことを感じることがありました。また、他にも報酬提示の段階に至っている案件が23件あるのです。そんな矢先に、この雑談会で「報酬」をテーマにするという「朗報」が舞い込んだので、これだとばかりに「参加」の申し込みをしたのです。

 

もちろん何の苦も無く「顧問」として受け入れていただいた取引先もあります。どちらかというと創業間もない、あるいはこれから法人化するという企業様の方が「顧問報酬」に対する免疫がないのかな?と思います。そのうえ当方も開業間もないため場数を踏んでいないということもあります。

 

雑談会では、私が安く?受けてしまった顧問先の報酬が妥当かどうかということに対しても忌憚のないご意見をいただきました。

 

中でも記憶に残った参加諸先輩のお言葉を3つ挙げます。

 

「社労士会が以前に規定した報酬額の7割程度を目標に交渉をする」

 

「開業するにあたって同世代の1部上場企業に勤務する人の倍の収入を得る」

 

「こちらからお願いするのではなく、相手先から頼んで来てもらうようにする」

 

今後の活動の参考にさせていただきます。

 

また、雑談会の翌日すぐに桝中先輩から直々にお電話をいただき、もっと相談したいことがあったら何でも聞いてほしい、とおっしゃっていただきました。

 

その後、個人的に相談に乗っていただき、さらに突っ込んだ話や先輩の体験を聞くことができました。

 

他の会では、なかなかここまで踏み込んで相談できることはありません。ありがたいことです。

 

同志社に学んで良かった!社労士になって良かった!クローバー会に入会して良かった!と実感する出来事でした。

 

皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

そして自分も早く成長して、後に続く方たちを良い方向に導けることを目標にします。

同志社大学 社労士会クローバー会に丈夫(ますらお)の来たらんことを!

 

奥村 欣司

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